2016年9月29日木曜日

Berlin Art Week 2016 ベルリンの芸術の秋

9月半ばの一週間、Berlin Art Weekというイベントが行われ、あちこちで展示やイベントが行われていました。
配られていた小冊子によるとかなりあちこちで色々な催しがされていた模様。

中央駅近くでパフォーマンスをやっていたので行ってきました。

劇…なのだとは思うのですが、彼らはほとんど動きません。電子タバコを吸ったり、何か食べたりしています。何を表現したいのでしょうか…それは恐らく現代社会の闇。スマホやタバコを手放せなくなっている無気力な現代の若者の在り方に異を唱える、ベルリンらしいとがった表現には引き込まれました。

しばらくすると大きなホールが煙幕に包まれました。奥の方は50cm先も見えないほどです。靄の中でも、パフォーマンスが行われていました。
もやがかかったような現代の人間関係を表現しているのかもしれません。相手が見えているようでしかし実はほとんど見えていない。そんな中で、そんな中で…えっと…。

このArt Weekのポイントは展示などなど現代美術がほとんどだということでしょう。そう、一般人や私のように現代美術に詳しくない者どもには少しばかり難しい。大声で芸術論を垂れ流しているドイツ人のオジサンとか見かけましたが、彼らはどこまで分かっているのでしょう。

そもそも答えがないのかもしれませんし、個人の受け取り方は自由なのかもしれません。オジサンの解釈も合ってるかも知れないし、私が上に適当に並べた解釈でも正しいのかもしれない…。

現代アートは、
深いです。

年この時期に行われているようです。しかし、会場によっては入場料が10ユーロ以上したりします。