2015年2月10日火曜日

映画 『セッション』 "Whiplash" ジャズってドラムだったんだ...

すごい映画でした。



まあ相変わらず英語が分からないまま見てるのですが、とにかく何回"Fuck you!!"が聞こえたことか…。

音楽学校に通うアンドリュー(ぼけっとした顔のドラムオタク)はある日スキンヘッドの男(すごい教師らしい)のオーケストラに入れてもらう。オーケストラに入れて誇らしげなアンドリュー。

さらにその日、行きつけの店で店員のニコルに声を掛けてデートの約束をする。

次の日早速オーケストラに行ってみると、オーケストラは軍隊のようだった。
暴君スキンヘッド、恐るべし。
どこが悪いのか分からないがとにかくアンドリューに正確さを要求し、挙句には椅子を投げつけ顔を平手打ち。泣いてしまうアンドリュー。

家で手に血をにじませながらドラムを叩き続けるアンドリュー。

ニコルとデートするアンドリュー。
ニコルかわいい。2人ともかわいい。この映画の中で唯一ほっこりした瞬間です。

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とにかく緊張で、音楽とか「いい音楽だな~」とは思うんですがなんかもうアンドリューが可哀想で痛々しくって音楽どころではない。ドキドキしながら見ました。

とにかく自分に厳しいアンドリューともっと厳しい鬼のようなスキンヘッド。
努力しないと、と思わされます。

さて、この映画で覚えた英語。
"That's not quite my tempo"
"Fucking tempo!"
スキンヘッドがドラマーたちを追い詰める恐ろしい言葉。私のリズム感なんてどうなってしまうのやら。

"I wanna be great."
彼女を振るときに使う言葉ですね。これは。
すごいドラマーになりたいんだ!だから君に時間は割けない!

"That's exactly my point."
別れ話をして怒ってる彼女に冷たく一言。「その通りだよ。」

"You are done."
「てめえはおしめえだよ。」(うせろ)
「もう終わりだ。」(よく頑張ったよ)
どっちの意味なのか私には分かりませんでした。

アンドリューの表情がとにかく細かい。
ドラム叩いてるときの死にそうな顔とか、たまらなく素敵です。