思ったより混んでなくて、空いている室内のカフェに腰かける私達。
しかし始まる時間になっても何も始まる気配はなし。
頼んだ紅茶はいつまで経っても薄いまま。
お客さんと店員さんが立ち話しているのが聞こえてくる。
「今日演奏あるんじゃないの」
「キャンセルになったのよ。」
「おや、どうして?」
「さあ知らない。残念ね。」
私たちは残念な気分でそばにあったトランプで大富豪を始めた。
なんと私は20回くらいとにかく負け続けた。
外からのタバコの臭いが中にまで入ってくる。
でもとにかく一勝するまではやめたくない!
最後ようやく勝てて家に帰ることに。
残念な土曜日の夜。