東野圭吾さんの本を読むのは実は人生で二冊目。題名が面白そうで装丁が素敵だったので図書館で見つけて借りてみました。
さて最初はどこかに泥棒に入ったあと空き家で一晩身を潜めている3人組が出てきます。そして三人組が身を潜めているその家がナミヤ雑貨店なのですが、不思議なことが起こります。
廃屋にしか見えない雑貨店の郵便受けに誰かが手紙を入れます。
そこにはスポーツと恋人のどちらを優先すればいいか、という悩み相談が書かれています。3人のうち2人は迷った上に相談に乗って返事を描き始めます。
返事は牛乳入れの箱に入れることになっているのですが、2人が返事を入れた途端にまた相談者から返事が返ってきます。
歪む時空、ナミヤ雑貨店を中心に繋がる未来と過去。いつの間にか親身になって相談に答える3人。視点が章ごとに変わるのですが、ああ、あの3人がこう返事を出したんだな~とか色々考えれてそれもまた面白い。
意外な展開が楽しめ、感動ストーリーなのでおすすめです。
以下ネタバレ
3人が悩みを聞いてあげた人が実は3人が泥棒に入った家の人だったというのも驚きでしたが、最後のナミヤのおじいさんから3人に宛ててのメッセージには感動しました。
最後、3人は女社長に謝りに行って…会社で雇ってもらえたりしないのかな?とか考えてみたり。感動ストーリーなのでおすすめです。
最後、3人は女社長に謝りに行って…会社で雇ってもらえたりしないのかな?とか考えてみたり。感動ストーリーなのでおすすめです。